シュロの葉細工(棕編玩具) 中国の大道芸 その2

2008-04-07

中国語では、「棕編玩具」(ツォンピィエンワンチィー)。まだ若い二十代後半の女の方が作っていて、感心して飽かず眺め
ていました。折って編む、結ぶ、足などのパーツを差し込むなどの動作を器用にこなして虫の形を造りあげてゆきます。

蜈蚣、バッタ、カミキリムシ、チョウ、アリなど、なんでも作れない者はないという感じです。






この種の虫細工は中国各地にあるものなのですが、二十年前に四川を旅行したときもたくさん売っていました。この写真で紹
介しているのは、最近行った四川省郊外の黄龍渓鎮でみたものです。いろいろなバリエーションがありましたが、中でも大き
な鶴の細工は超絶技巧といった物ですので、雲南の自宅の応接間に飾っています。







草編みの技術は、かつて農村の婦女がもっていた技術で、わらじ編みとか、麦わら帽子編みができることは、縄ないの技術と
同じく、普通に身につけていた技術です。






そういう農村の手仕事文化が、民間玩具にも生きていて、雲南省大理古城出身の私
の妻なども、小さいとき祖父がちょこっと庭の木の葉を折ってはおもちゃにして与えられていたそうです。