那覇で買った本

2007-11-18

11月11日から13日まで日本道教学会の大会に出席するために那覇に行っておりました。
那覇の国際通り周辺をほっつき歩いて以下の本を買いました。
ニライ社の出店で購入したのがほとんどです。
この他、研究書は宜野湾にある榕樹書房さんが学会にも店を出されていたのでそこで買いました。


1)仲村清司『沖縄学─ウチナーンチュ丸裸』新潮社、2006年、514円

寸評:沖縄人気質を、さらに細かに分析し、八重山・宮古・国頭・那覇など、出身地方の気質の違いなどにも踏み込むところが
この本のよさです。
地方の風土人情に拘ると、一昔前の文化人類学が、日本の各県の気質を分析したようなことになりますが、これはこれでおもし
ろいです。


2)名嘉真宜著『沖縄の人生儀礼と墓』那覇:沖縄文化社、1994年[2005年第4刷]、951円(税込)

寸評:沖縄の亀甲墓の基本的な構造を知るのにいちばんよく分かる解説書。


3)比嘉政夫著『沖縄の祭りと行事』那覇:沖縄文化社、1993年[2006年第8刷]951円(税込)

寸評:沖縄の年中行事は本土とまったく違うものが多い訳ですが、いちばんわかりやすく概要がわかる入門書。沖縄文化につい
て分からないことはまずは、沖縄文化社のこのシリーズに頼るのがよいでしょう。もちろんひるぎ社の沖縄文庫とあわせて。


4)くまからかまからライターズ編著『くまからかまから─宮古島方言マガジン傑作選』那覇:ボーダーインク、2006年、1600


寸評:宮古方言をちりばめて書かれたメールマガジンを本にしたもの。宮古島という一つの島世界が、あらゆる角度からわかり
ます。書き手は宮古を愛する地元出身の方々ですから、文章がみな愛がこもっていてこちらまで泣けてくることがままありま
す。今回購入の本の中で、いちばんのお気に入りです。


5)勝連繁雄著『改訂歌三味線の世界』具志川:ゆい出版、2000年[2003年改訂版第2刷]、2000円

寸評:沖縄島唄の各唄の概説。必携本。


6)『沖縄音楽ディスクガイド』東京:TOKYO FM出版、2003年、1500円

寸評:沖縄音楽のCD収集に不可欠の書。


7)沖縄ナンデモ調査隊『沖縄島唄読本』東京:双葉社、2003年、1300円

寸評:沖縄島唄の最初に読むべき入門書。さあ、三味線を手にしてみよう。


8)西岡敏・中原穣『改訂版沖縄語の入門─たのしいウチナーグチ』東京:白水社、2006年、2100円

寸評:文法と会話からウチナーグチを憶えるための語学書。必携です。待望のCDが入った改訂版が出たので購入。


9)小嶋さちほ『竜宮歳時記─どんとの愛した沖縄』東京:角川書店、2006年、667円

寸評:有名ミュージシャン夫婦の内地からの移住を夫であるどんとの死を経て奥様が執筆・編纂している。沖縄移住本の一つ。
外部からみた沖縄ミュージックシーンを同時進行で理解するのには役立つようです。