守りたいアマミノクロウサギ


2007−11-16


今朝、いつも出勤前にみている報道番組、Oha!4で、アマミノクロウサギ大量死のニュースがあり、衝撃を受けました。
十一匹が野犬にかみ殺されたというのです。
マングースや野犬による被害が後を絶たず、天然記念物アマミノクロウサギの生存が脅かされています。自動車にもよく轢か
れるようです。
1995年アマミノクロウサギなどの稀少動物の名を原告として、奄美大島住用村のゴルフ場建設差し止めを訴えたアマミノクロ
ウサギ訴訟は有名です。

ウサギ好きの私ですが、なんとかならないかとも思います。

クロウサギさんのために、何とかしてあげたいと、本当に思います。

耳も短く、足も短く、静かに一匹で森の穴蔵に住む夜行性の動物であるアマミノクロウサギ、跳躍力も弱い不器用な動物です
が、もともと人間の勝手が原因の絶滅の危機は、人間の手で救わなければどうにもなりません。

クロウサギの写真撮影で有名な奄美在住浜田太さんが、「アマミノクロウサギ基金」をやっていて、微力ながら募金しようと
考えました。

これまでハブしか天敵がいない奄美の原生林で生きてきたクロウサギは、マングースやら、ゴルフ場建設やら、野犬やら、人
間の持ち込んだものに追い詰められているのです。

マングースも野犬も、もともと自然界のものですし、人間の勝手な扱いで本来の居場所でない場所に放たれているのですから、
哀しいことではあります。

アマミノクロウサギの本来唯一の天敵、ハブもまたれっきとした存在理由があります。
ハブは、島の人から魔物を意味するマジムンと呼ばれますが、奄美の森と島を守っているのも、ハブなのです。
トカラ列島の悪石島や、三島村の黒島は、鼠の害で苦んできた歴史がありますが、その一方で、奄美大島や徳之島では、ハブ
が野ねずみを食べることで、繁殖を防ぎ、森の生態系を守っています。

抱腹絶倒!「ハブと愛ましょー」のハブショーで有名な原ハブ屋二代目社長、原武広さんは、「ハブとマングースが自然の中
で戦うということは、まずありません」といって、ハブとマングースが戦うショーはしないそうです。ハブは森の守り神とも
いっています。

そうした絶妙かつ微妙な大自然の均衡のうえに、アマミノクロウサギの生存もあるということになります。

奄美の原生林と動物たちがいついつまでも生き続けられる日がくるように祈らずにいられません。